空想の部屋【アニメ化を目指す小説】

小説を書きます。アニメ化を目指します。短くても頑張ってこまめに投稿します。【小説ページ】 https://ncode.syosetu.com/n5315hl/

第2話 世界情勢とランクGの町「レイナン」

「超能力社会」になり人類は変貌した

 

「超能力」は想像力に比例した

イメージ力の強いものほど

強く能力を発揮した一朝一夕の想像力ではなく

 

長年積み重ねてきたイメージ力

これが能力に反映された。

 

高い超能力を身に着けた人類の中に

その力で支配、略奪、殺人を行い


自己的欲求を満たす事を主として

行動する者たち「イビル」が増え続け

 


それを抑止するのに日本の警察や軍事力では

太刀打ちできなかった。

 

基本的に1人に1つの能力にしか目覚めないが

高能力であれば銃程度火の能力であれば燃焼し、

水であれば弾丸を止める水壁

 

身体能力向上の能力であれば

弾は当たらなかった、もちろん警察、軍にも

高能力者はいたが200万人の「イビル」に

30万人では歯が立たなかった。

 


しかしこれに対抗すべく自力救済機関として

多くの国民が組織した

「イビル」と「軍、警察、自衛組織」

との抗争は半年ほど続き


多数の被害を出したが「イビル」の制圧を完了させた

 

これほどの力であるため、

あるいは世界の軍事バランスが崩れ世界戦争に

なる場合も充分にありえたが

 

 

不幸中の幸い各国が同じように暴動を鎮圧させ

それぞれの国で制度を確立させ自国の制圧が終わった頃には

 

他国との「超能力」による軍事バランスが

明確化されていたため戦争には至らず。

 

あらゆる国はアメリカ、中国、日本という3強国

の傘下に加わり軍事バランスを保った。

日本が3強国になり得たのはイメージ力を養う

文化が根強かったためである

 

2042年7月23日

 

世界が「超能力社会」に変換され、

3年と半年が過ぎようとしている夏
「リオ」は、この最低の町「レイナン」

で今日も最悪のものを運ぶ

 

世界変換の後、能力を利用し新たな

エネルギー開発により不要になった

原子力発電所の解体と汚染物の処理の為に

 


能力が低い者「ランクG」の人間はこの町に集められる。

似た町は日本に何か所かあるが同目的で「ランクG」が集められる。

 

世界中で人類はランク付けされた

3強国の会議でランクの呼称は

能力の高い者から「ランクA」

特に低い者は「ランクG」

 

の7段階で統一された。

 

「ランクG」のリオは、変わり果てたこの世界と

生まれ育った町「レイナン」が大嫌いだった

 

 

 

 

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