間に合っていない援護
情報を整理すると、この町は悪い組織になぜか狙われていて
それを阻止、防衛するために、「ネドレム」が守りに来てくれたという
ことらしい、そこに当然の疑問を抱く
「なぜこの町は狙われたのですか?」
「他のメンバーが説明する言うたやろ!とにかくお前が高能力者に爆撃されそうなときに俺がその能力者を倒してあげたということや!まぁ感謝せぇよ」
・・・あの衝撃は能力者からの爆撃だったらしい、助けは、間に合ってなかったが
「まぁもうじき、他のメンバーも一旦ここに来るさかい、まっとき」
僕の家だから待つも何もここしか居場所がないのだが
「ピンポーン」
めったにならないチャイムが鳴った
・・・誰か来たみたいだ・・・関西弁に話しかける
「誰か来たみたいですね」
「メンバーやろな、俺が見に行ったる」
メンバーであることを祈る
関西弁が椅子から立ち上がり玄関の方に向おうとしたその時
「ガシャン」
玄関とは反対にある窓ガラスが割れる音がし
振り向くと140cmくらいの背丈で
地面につきそうなくらい髪の長い少女が飛び込んできて
着地し顔をあげ
彼女は元気よく言った
「任務完了です!」